というわけで、23日、24日の二日間、
放送大学の面接授業で、
甲府学習センターのある山梨大学へ行ってきました。
今回の授業名は「実践してわかるものづくり1」です。
なお前回は「ものづくりから学ぶ技術の世界2」でしたので、
名前が違うのでまた履修できたのでした。
今度の秋も「実践してわかるものづくり2」になるので履修できます。
…まあ抽選漏れしなければですが(あと予定が合うとかも…)
今回はけっこう定員いっぱいくらい応募あったみたいです。
次回危ないかも^^;。
ものづくりの実践は、
今回は鋳造→NC→汎用機の順番でした。
(3班に分かれてやるのでそれぞれの班によって違います)
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鋳造…型から出し中 | よーしできた♪ |
鋳造では今回ぐい呑みor風鈴を作ることに。
私はせっかくなら普段使えるぐい呑みを選択。
…酒飲めないけど~^^;。
食器なので亜鉛でなく錫を使います。
前回の灰皿に比べたら小さいし楽勝でしょ~、と思っていたら、
器の中の部分の砂がちゃんと型として離れてくれないで失敗…。
再度やっても見本のぐい呑みの中に残ってしまって出てこない…。
どうもぐい呑みの口径が小さいため、中の容量の砂を支えきれないんだとか。
あとは砂の圧縮が足りないとか…。
次はギューギューに押し固めて、何とか型が取れました^^;。
でも重ねるときにちょいとズレたようで、厚みにばらつきが^^;。
まあそれも味があっていいか…。
あと先生に、
「意地でも作品を持って帰ろうとしなくていいんですからね、
あくまでも体験することが目的なんですから(汗)」
なんて注意されました^^;。
…でもやっぱりお土産に持って帰って見せびらかしたいじゃん^^;。
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NC旋盤で加工中 | ハンドベル途中 |
1日目の後半と2日目の午前中は、
NC加工機を使いました。
まずは何を作るかの選択です。
NC旋盤(+汎用機)で風鈴もしくはハンドベルを作るか、
レーザー加工機で飛行機の模型みたいなのを作るか。
飛行機は翼に好きな文字を刻印できます。
…でも前回やったハンコと同じになっちゃいそうだし、
飛行機の模型部分のプログラムはいじれないみたい。
それに私としてはNC旋盤にものすごく興味があったので、
ほぼ迷うことなくNC旋盤に手を上げました。
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NC旋盤さん |
風鈴よりハンドベルのほうがなんか音がよかったので、
ハンドベルを選択。
NC機の操作盤でプログラムを作っていきました。
近くのパソコンでも同じプログラム作成支援ソフトが入っていて、
同じようにプログラムが作れるのですが、
NC機に触りたいのでこっちで作りました^^;。
…そっか…旋盤だから、円筒形の加工だから、
径のXと深さのZしかないんだなぁ。
1日目はプログラムの途中で終了。
んで2日目、プログラムの修正を。
加工順序を外側→内側だったのを逆に変更。
それから刃物が干渉するのも他の刃物に変更。
んで加工に。
刃物が材料の中心に近づくにつれて、
回転音がものすごく高くなるのでちょっとびっくり。
常に同じ速度で刃物が当たるようにしてるんだなぁ。
あと中ぐりをした後にちょっと止めて、
先生が中に粘土詰めてました。
やっぱり中空の状態で回すとぶれるらしいです。
ベル本体以外のハンドルと中の振り子は
先生が既に用意してくださっていたものを使いましたが、
それにネジ切りするのは汎用機を併用して手でやりました。
いい音がするんですよこれが。
…ちょっとお仏壇にある鐘?鈴?ぽい音な気もするけど…。
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汎用機…ここまで旋盤で | 音が出るところはフライス盤 |
最後に汎用機を使ってホイッスルを作ります。
これも旋盤をメインに使うというのでわくわく♪
なんかフライス盤よりも旋盤のほうがロマンがあるような?
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旋盤さん |
アルミの丸棒を50mm+3mmくらいに金鋸で切った後、旋盤にセット。
切断面をキレイに削り、反対側にセットして面を出し、長さを出し、
吹き口を少し削ってそれっぽくします。
次にドリルをセットして筒になるように深い穴を開けます。
…旋盤の、工具が回っていないのに材料が削れていくのが
なんかすごいなぁ…と思ってしまう。
日頃工具が回って材料は止まっているのを見ているからかな?
最後の音が出る仕掛け?はフライス盤のお仕事。
フライス盤は前回もやったし、ポリテクでもやったし…
…と思いつつハンドルを逆に回してしまいそうになる…。
やっぱりブランクが長いと忘れるなぁ^^;。
…とまあ、こんな具合で、
今回も楽しくものづくりさせていただきました^^。
ちなみに25日(月)も休みを取ったので、他にも…
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鶏もつ煮食べたり | 信玄餅詰め放題したり | サンドブラストしたり |
…と、満喫しまくってきました!!